ネズミが出てしまった時に駆除業者に依頼することもありますが、自作のグッズでネズミを駆除しようと思う方もいるかと思います。
そこでネズミ駆除を自作で行う方法について下記のテーマで解説をしていきます。
- ネズミ駆除装置を自作する方法
- 自作でネズミ駆除を行うメリット
- ネズミ駆除用の毒餌を自作する方法
自作でネズミ駆除を行うのは身近にあるものを使って手軽に作ることができます。
具体的にどのように作ることができるのか解説していきますので、是非参考にしてみてください。
Contents
ネズミ駆除装置を自作する方法
それでは早速ネズミ駆除装置を自作する方法を解説していきますが、ここでは次のテーマで解説をしていきます。
- 自作する上での注意点
- 自作する方法(ペットボトル、バケツ)
- 自作グッズで捕まえた後の処分方法
それぞれ見ていきましょう。
自作する上での注意点
自作したネズミ捕りグッズでネズミを駆除する際に注意すべき点があります。
それは主に下記の3つになります。
- 罠を素手でさわらないこと
- 捕獲した後の処分方法をしっかり考えること
- 確実に処分するには駆除業者にお願いするのがベスト
処分方法については駆除グッズ作成方法の次に解説するので割愛するので、素手で触らないという点に関して補足します。
素手で罠を触ってしまうと罠に人間のにおいがついてしまってネズミに警戒されてしまうという問題があります。
なので、自作で罠を作る際はゴム手袋をつけて作業をするようにしましょう。
また、自作でネズミ駆除を行う場合、どれくらいのネズミが生息しているかわからず途中でやめてしまう可能性があり、確実に駆除できない可能性があります。
確実にネズミを駆除したいのであれば、やっぱり自分でやるより業者にお願いする方がいいでしょう。
1.ペットボトルを利用した方法
それではネズミ駆除グッズを作る方法を解説していきますが、まずはペットボトルを利用した方法を解説していきます。
まず準備するものとしては下記となります。
- ペットボトル2リットル×1本(角ばったものが良い)
- 割りばし×2本
- 輪ゴム×数本
- タコ糸×数本
- クリップ
- ペンチ
- カッターナイフ
- ドライバー
- エサ
上記のものを準備できたら続いて作り方を見ていきます。
- ペットボトルの上部を四面のうち一面だけ残してカッターで切る
- ドライバーでペットボトル上部に2つ穴を空けて割りばしを貫通させる
- 割りばしに輪ゴムを引っかけてその輪ゴムの伸びる範囲を計る
- 輪ゴムの伸びる範囲内にまたドライバーで2つ穴をあけて2本目の割りばしを貫通させる
※穴の位置はペットボトルの中心より少し下 - ペンチで割りばしの飛び出た部分を切り落とす
- ドライバーでペットボトルの底に穴を空ける
- ペットボトルの口の部分にタコ糸をくくりつけて、くくりつけたタコ糸と反対側のタコ糸の先はわっかにしておく
- 上部と中心より下の方に貫通させた割りばしに輪ゴムを引っかける
- クリップを伸ばして針金のようにし、棒状にしたところに餌をくくりつけ、タコ糸のわっかをクリップの丸い部分にくくりつける
- 一度エサ部分を引っ張ってみて、空いているペットボトルが閉まるかどうか確認する
ネズミをエサでおびき寄せてペットボトルの底に仕掛けられたエサを食べようとしたところでペットボトルの上部が閉まることで捕まえることができます。
2.バケツを利用した方法
続いてバケツを利用した自作のネズミ捕りグッズの作成方法です。
まず準備するとしては下記の通りとなっています。
- バケツ45リットル(プラスチック製)
- 針金
- 空き缶500ミリリットル×2本
- 小石
- ペンチ
- キリ
- エサ(おすすめはピーナッツバター)
作り方としては下記の通りとなっています。
- 針金をバケツに巻き付けて、その直径よりも20センチメートルほど長めに切る
- キリで空き缶の底の中央部分に穴を空ける
※穴の直径は針金の直径よりも少し大きいくらいにする - それぞれの空き缶に小石を5個ほど入れて上部を向き合うように配置して針金を通す
- 空き缶の底から通された針金の先端をバケツのふちに引っかけられるようにベンチで調節する
- 空き缶の表面に餌としてピーナッツバターなどを塗り付ける
ネズミがピーナッツバターに興味をもって近寄ったところで、誤ってバケツに落ちてしまうというのを狙ったグッズとなります。
自作グッズで捕まえた後の処分方法
ここまでネズミ駆除グッズを自作する方法について見てきました。
いざネズミを捕まえたらどうすれば良いんだろう?
と気になる方もいると思うので、具体的にどのように処分すればよいのか見ていきます。
処分する方法としては、殺処分するか山奥に捨てるのが良いでしょう。
殺処分する場合は3~5分くらい水に沈めて水死させるのが効果的です。
バケツに水を貯めるか川や沼で水につけましょう。
亡骸に関しては、新聞紙で包んでゴミ袋に入れて燃えるゴミとして捨てましょう。
※燃えるゴミとして捨てずにどっかに放置するのは不法投棄として法に触れることになります。
なお、ネズミの処分をする際は下記の点に注意しましょう。
- ネズミの身体や糞尿を絶対に素手で触らない
- 噛まれないように注意をする
- 使った道具は捨てるかしっかりと洗浄・殺菌する
ネズミは細菌の塊といって良いほど健康を害する危険性があります。
仮に上記の反対のことをやってしまった場合は下記のようにしましょう。
- 清潔な流水でしっかりと洗う
- 噛まれて傷ができた場合はしっかり消毒する
- すぐに病院を受診する
安全に駆除するためにはこれらをしっかり理解した上で行うことが重要です。
ネズミ駆除を自作で行うことのメリット
ここまでネズミ駆除を自作で行う方法について解説をしてきましたが、自作で行うにはどのようなメリットがあるでしょうか?
主に3つのメリットがあるのでそれぞれ解説をしていきます。
1.ネズミの習性を利用することができる
一つ目はネズミの習性を利用できるという点です。
ネズミは警戒心が強く学習能力が高い動物のため、市販のものは既に危険なものと認識してしまっていて罠に引っかからないことがあります。
自作の罠であれば、人間の匂いがつかないように作れば1匹が引っかかれば2匹目3匹目と捕まりやすくなります。
2.死体を処分するのが簡単
2つ目のメリットとして、毒餌でネズミを駆除する方法と比較すると死体を処分するのが簡単という点があります。
今回解説したペットボトルやバケツを使う方法はネズミを捕まえる手段となるので、ネズミの亡骸を探すという手間を省くことができます。
毒餌の場合はしたいを発見するのに時間がかかってしまったり、最悪の場合は見つけられずに腐敗が進んでしまって衛生的に問題があるということに繋がることもあります。
3.エコで安く済ませられる
3つ目のメリットとしては、安く済ませられるという点です。
上記の方法で見た通り、使うものはどれも家にあるものだけになります。
低コストでネズミを駆除したいという場合は自作するのが有効と言えるでしょう。
ネズミ駆除用の毒餌を自作することも可能
ここまでは捕獲するグッズを自作する方法について見てきました。
ネズミを駆除する方法として、下記の記事にて解説している通り、毒餌を使った駆除方法もあります。

この毒餌を使う方法は市販のものを購入する方法もあれば、撒き餌やホウ酸団子を自作することもできるのでどのように自作できるの見ていきましょう。
なお、自作する際の注意点は上記で解説したものと同じ、作成する際に使うエサは粉末タイプの毒餌を使います。(粉末タイプの毒餌の例:エンドックス)
1.撒き餌を作る方法
まず撒き餌はネズミの餌となる食べ物に粉末タイプの毒餌を振りかけて作る方法で下記のように作成します。
- トウモロコシ・パン・油揚げなどをネズミが食べやすいように細かく切ってビニール袋に入れる
- 殺鼠剤の粉末を10~30グラム程度ビニール袋の中に入れる
- 袋の口をしっかりと握って振って全体を混ぜ合わせる
食害の被害に遭ったことがある場合はその時に食べられたものを使うと効果的です。
なお、殺鼠剤の粉末は最初は少な目で徐々に量を増やしていくと良いでしょう。
2.ホウ酸団子を作る方法
2つ目の方法としては、ホウ酸団子を自分で作る方法で下記のように作ることができます。
- ホウ酸と小麦粉を2:1の割合で用意する
- 1に牛乳と砂糖を大さじ1杯とトウモロコシ粉やゆでたジャガイモなどを混ぜ合わせて水を少し加えながら団子の形に練る
- 数日間天日干しにする
ホウ酸の代わりに粉末タイプの殺鼠剤を混ぜて作るのも効果的ですが、その際は殺鼠剤と小麦粉の割合を1:20くらいにしましょう。
まとめ
今回はネズミ駆除を自作グッズで行う方法について解説をしてきました。
自作でネズミ駆除を行う際のポイントとしては次のようになります。
- 自作する場合は安全面にしっかり配慮して行うこと
- コスパ面でみると自作でネズミ駆除を行うことは効果的
- 自作する方法はペットボトルやバケツで作る方法がある
- 撒き餌やホウ酸団子といった毒餌を自作することも可能
コスパで見ると自作でネズミ駆除を行うことは効果的と言えますが、確実性やネズミを処分するのが嫌という時は駆除業者へ依頼することがベストと言えます。
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