「え?石鹸にネズミの歯型が付いている!」「ネズミって石鹸を食べるの?」と、不安や疑問を抱えていませんか?
出典:福島県保健福祉部
この写真のような石鹸を目撃した場合、残念ながらネズミに食べられています。
ネズミは雑食なので、生命を維持するために石鹸を食べることがあります。
問題なのは、ネズミに食べられた石鹸です。
ネズミは動物から人に感染する「動物由来感染症」の病原体を多数保有しています。
直接ネズミに触れなくてもネズミの唾液や糞、ネズミに汚染されたものを使うことで重篤な感染症にかかってしまう可能性もゼロではありません。
ネズミが石鹸を食べられる環境にしておくことで感染症のリスクまで高まってしまうからこそ、ネズミに石鹸を食べさせない予防策を立てる必要があります。
そこでこの記事では、
- ネズミが石鹸を食べる理由
- ネズミに食べられた石鹸を破棄すべき理由
- 石鹸を食べられないようにするための予防策
までしっかりとご紹介します。
これを読みネズミに石鹸を食べられるとどうなるのか分かれば「もう二度とネズミに石鹸を食べられないようにしたい!」という気持ちになるはずです。
Contents
ネズミが石鹸を食べる!その理由とは

ネズミは雑食なので穀物や果物だけでなく、ゴミや石鹸も食べてしまいます。
お風呂場の石鹸に下記のようなかじり跡が残っている場合は、ネズミが食べた証です。
出典:福島県保健福祉部
福島県保健福祉部が発行している「避難指示区域におけるネズミ対応マニュアル」内では、上記の写真をネズミが食べた痕跡として紹介しています。
ネズミは1日に体重の三分の一から四分の一えさを必要と必要とするため、常に食べられるものを探しています。食べたものを蓄えておくことができず、冬季には1日で餓死してしまうことも。
そのため、家に住み着いていたり出入りしているネズミは、どのようなものでも口にしてしまいます。
石鹸を使い歯を研いでいるという説も
ネズミには上下に2対ずつ門歯があり、この門歯は一生伸び続けます。
上下の歯を擦り合わせたり木などの硬いものを使い削ったりして長さ調整をしないと、思うように食べ物が食べられません。
家に住み着いているネズミは、電源コードや家具をかじり歯を研いでいると言われています。
同じように、程よい硬さのある石鹸を使い、歯を研ぐこともあると考えられています。
ネズミが食べた石鹸は使わない!病気になる可能性も!?

石鹸にネズミのかじり跡があった場合、その石鹸を使ってはいけません。
ネズミの口内や体毛には、動物から人へ感染する「動物由来感染症」を引き起こす病原体が多数潜んでいるからです。
日本に生息している家ネズミからの感染が報告されている、危惧されている感染症は下記の表のようにとても多く存在し、重篤な場合には死に至るため侮れません。

動物由来感染症は、直接ネズミに触らなくても、ネズミの糞や唾液、ネズミが汚染した水を使うなど間接的にでも伝播します。
だからこそ、
- 一度ネズミが食べた石鹸は使わない
- ネズミが食べた石鹸に直接触らず、ゴム手袋などをして捨てる
ということを徹底しましょう。
お風呂場の消毒と清掃も忘れずに
ネズミが石鹸を食べたということは、日常的にお風呂場を出入りしている可能性が高いです。
石鹸を処分するときには動物由来感染症を防ぐために、お風呂場の掃除も一緒に行いましょう。
ネズミの出入り口になっていると思われる部分や石鹸の周辺は、消毒用アルコールを使うといいでしょう。
清掃後は換気扇などを利用し湿気をなくし、菌が繁殖にしくい状態にします。
石鹸をネズミに食べられないようにする3つの方法

ネズミに食べられた石鹸は使ってはいけないことが分かったところで、最後に石鹸を食べられないようにする予防策をご紹介します。
どれも簡単に実践できる方法ばかりなので、ぜひ実践してみてください。
容器に入れてしっかり密閉する
まずは、ネズミが容易に石鹸を食べられない環境を作ることが大切です。
ネズミの歯ではかじれない鉄製や陶器の容器に入れて密閉するようにしましょう。
今まで何度も石鹸を食べられている場合は、どこに石鹸があるのか覚えている可能性もあります。
置き場所を変えてしっかり密閉することで、容易に食べられるのを防ぐことが可能です。
窓や出入り口を開けたままにしない
次に、ネズミがお風呂場に侵入できないようにしましょう。ネズミは頭が入る1.2cmほどの隙間があれば簡単に出入りできると言われています。
日頃からお風呂場の扉や窓を開けたままにせず、ネズミが入れない状況を作りましょう。
「野外に面している窓なら問題ない」と思っている方も多いと思いますが、用水路に居座るドブネズミや畑を居場所にすることもあるハツカネズミなどは外から侵入することも多いため、出入りできる場所を作らないことが大切です。
また、浴室の排水口に蓋がない場合、稀に配管を通じてネズミが侵入することがあります。
ネズミが簡単に開けられない金属製やプラスチック製の蓋を付けて侵入を防ぎましょう。
高温多湿の状態にしない
ネズミは湿気が多い場所を好む傾向があります。
とくに、体の表面が湿っており下水溝などに生息していることが多いドブネズミは湿気のある場所を求めているため、お風呂の使用後に換気せず放置をすると絶好の居場所となってしまいます。
日頃からお風呂を乾燥した状態にしておくには、次のポイントを実施してみるといいでしょう。
- お風呂の換気扇を付けたままにして、常に湿気をため込まないようにする
- 入浴後は浴室内の水分を拭き取り、少しでも早く乾燥させるようにする
- お風呂のお湯を貯めたまま長時間放置しない
窓や出入り口を開けたままにするとネズミの侵入経路となってしまうため、他の方法で効率よく湿気を取り除くようにしてください。
まとめ
いかがでしたか?
ネズミが石鹸を食べる理由が分かり、ネズミが食べた石鹸を使うことで動物由来感染症を引き起こす可能性があることが分かってもらえたかと思います。
では最後にもう一度、記事の内容をまとめてみましょう。
ネズミが石鹸を食べる理由は次の2つ
- ネズミは雑食なので、石鹸やゴミなども食糧としてしまう
- 程よい硬さのある石鹸で、一生伸び続ける門歯を研いでいる
ネズミに食べられた石鹸を使うと動物由来感染症に感染する可能性があるため、すぐに処分する
そもそもネズミに石鹸を食べられないようにするには
- ネズミが食べられない陶器や鉄製の容器に入れて密閉する
- ネズミが出入りできないよう、窓や出入り口を塞ぐ
- ネズミは湿気を好むため、お風呂場に湿気をため込まない
ちなみにネズミが石鹸を食べるということは、家の中をネズミが出入りしている証拠となります。
先ほども説明したようにネズミは多くの病原体を保有しているため、そのまま放置しないで駆除することをおすすめします。
ネズミの駆除は他の被害や侵入経路に合わせて、正しく行わなければなかなか効果が得られません。
どのようなアイテムを使えば効果的な駆除ができるか知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。
この知識をもとに、ネズミに石鹸を食べられたときに適切な対処ができるのと同時に、石鹸を食べられないよう予防ができることを願っています。
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