ネズミの生態大辞典

ネズミの生態とは?行動や好物、健康被害から駆除法まで徹底解説

「最近家にネズミが出るので、どんな生態を持っているのか知りたい」

「ネズミの生態を知って、適切に駆除したい」

この記事を開いたあなたは、そんな疑問や願いを持っていることでしょう。

人家に出没するネズミは「家ネズミ」と総称され、

  • 小型のハツカネズミ
  • 中型のクマネズミ
  • 大型のドブネズミ

の3種類がいます。それぞれに形や性格などは違いますが、共通しているのは、

  • 暖かい場所や隅っこを好む
  • 雑食で硬いものでもかじる
  • 日没直後と夜明け前に活発に活動する

といった性質です。これらのネズミ特有の好みや動き方を知れば、適切な駆除方法も見えてくるのです。

そこでこの記事ではまず、

  • ハツカネズミ、クマネズミ、ドブネズミそれぞれの生態
  • ネズミに共通した特徴的な生態

についてくわしく説明します。また、

  • ネズミが人体に及ぼす被害にはどんなものがあるか
  • ネズミが家や環境に及ぼす悪影響にはどんなものがあるか

についても知ってもらいます。さらに、それを踏まえた上で、

  • ネズミの生態を踏まえた効果的な駆除方法

についても触れていきます。

この記事を最後まで読めば、ネズミがどんな風に行動するのか、どんな害があるのかについてくわしく理解することができるはずです。

あなたがネズミの生態をよく知って、適切な対応をすることができるよう願っています!

主なネズミの種類別の生態

いわゆる「ネズミ」と言われる生き物は、世界中に1000〜1800種いると言われます。

その中で、人家に出没する「ハツカネズミ」「クマネズミ」「ドブネズミ」の3種を「家ネズミ」と呼んでいます。

この章では、この3種にネズミの生態を解説していきましょう。

まずはそれぞれの違いを表にまとめてみましたので見てください。

そのあとで、それぞれについてくわしく掘り下げていきたいと思います。

<家ネズミ3種の生態>

ハツカネズミ クマネズミ ドブネズミ
写真
体長 6〜9cm 15〜20cm 22〜26cm
尾長 体長と同じくらい 体長より長い(約1.1倍) 体長より短い
体重 13〜30g 120〜200g 140〜550g
形態 小型で手足が細い 中型でスリム 大型でずんぐりしている
鼻先 細く短く尖っている 細く尖っている 太く短く丸い
比較的大きい 比較的大きくて薄い 比較的小さい
体色 茶褐色・淡灰褐色 栗色・黒褐色・黒色 灰褐色・褐色・赤褐色
性格 おとなしいが好奇心旺盛
頭はあまり良くなく、警戒心も強くない
警戒心が非常に強い どう猛
警戒心はあまり強くない
食性 穀類や種子など植物質を好む 穀類や種子など植物質を好む 動物質のものを好む
運動能力 身軽で素早く、ジャンプ力がある
泳ぎが苦手
身軽で運動能力が高い
パイプや壁面などを垂直方向に移動するのが得意で、電線を渡ることもできる
泳ぎは苦手
壁登りなどの垂直方向の移動や、電線渡りなどは苦手だが、泳ぎは得意
生息場所 日本全土に分布
畑や穀物倉庫(農村型)、人家やビル
日本全土に分布
ビルの内部の高い所、壁の隙間や天井裏
日本全土に分布
植込みや公園の地面、下水管や下水溝、ビルの低層階
巣の場所 物置や倉庫
放置されているダンボールや新聞紙を巣材にする
屋根裏や押入れの奥、壁の内側など高い場所を好む 野外や床下
湿気を好むので、キッチンなど水まわりに作ることも
寿命 数ヶ月〜2年 5ヶ月〜3年 5ヶ月〜3年
年間分娩回数 6〜10回 3〜6回 5〜9回
妊娠期間 18〜20日 21〜24日 21〜24日
1回の産子数 5〜8匹 4〜8匹 8〜9匹
4〜7mm程度
端が尖っている
6〜10mm
細長くて形が不揃い
10〜20mm
均一で太く、丸みがある
その他 寒さに弱い
乾燥には非常に強い
毒への耐性を持った「スーパーラット」が増えている 体は大きいが、1cmほどの隙間があればかじり広げて侵入することができる

ハツカネズミ

ハツカネズミは、家ネズミの中でもっとも小さい種類です。

屋外で暮らしている場合も多いのですが、寒さに弱いため、冬場に人家に入り込んできます。

小さな隙間にネズミの気配を見つけたら、小型のハツカネズミの可能性が高いでしょう。

倉庫や物置、家の隅などに新聞紙やダンボールを放置しておくと、それを材料にして巣作りをするので要注意です。

頭はあまり良くなく学習能力も低い一方、好奇心旺盛で警戒心が低いのが特徴です。

そのため、毒エサや粘着シートなどの罠にはかかりやすいと言われています。

クマネズミ

クマネズミは、中型の家ネズミです。

運動能力が優れていて高いところを好み、ビルの壁をのぼったり電線を伝ったりして自由に移動します。

そのため一戸建てかマンションかに関わらず、人家に巣を作ることができます。

天井裏を走り回っている音が聞こえたら、正体はクマネズミである場合が多いのです。

警戒心が強く、学習能力も非常に高いので、罠や粘着シートを仕掛けても、避けて通るようになるなど駆除が厄介なネズミです。

ドブネズミ

ドブネズミは大型の家ネズミで、体重500gを超えるものもいます。

屋外や床下に巣を作ることが多いのですが、高いところが苦手で湿った場所を好むため、ビルやマンションの地下、低層階の飲食店などに住むこともあります。

水まわりでネズミのかじりあとなどの被害があれば、ドブネズミのしわざを疑ってください。

性格はどう猛で、人に噛み付いたりすることもある危険な種類ですが、その分警戒心はあまり強くなく、罠には比較的かかりやすいでしょう。

ネズミの特徴的な生態

家ネズミ3種には、それぞれ違いもありますが、ネズミとして共通する生態も見られます。

この章では、家ネズミならではの特徴的な行動や嗜好などを解き明かしていきましょう。

暖かい場所と隅を好む

ネズミは寒さに弱く、暖かい場所を好みます。

また、広い場所よりも、壁際やものかげ、狭い隙間などを通りたがる性質があります。

そのため、ネズミの巣や通り道を探すときは、天井裏や押入れ、物置の奥、壁の隙間などをチェックするとよいでしょう。

雑食で硬いものもかじる

ネズミは雑食です。

ハツカネズミとクマネズミは植物質を、ドブネズミは動物質を好むという違いはありますが、人間の食べ物やガーデニングの草花、昆虫など何でも食べます。

さらに、食べ物以外の硬いもの、例えば壁や家具、家電製品やプラスチックケース、電気配線や石けんなどもかじってしまいます。

というのも、実はネズミの前歯は一生のび続けるという特徴を持っています。

そのままのばしっぱなしにしていると、歯がじゃまで食べることができなくなってしまいます。

そのため、あえて硬いものをかじることで歯を削っておく必要があるのです。

家でネズミの気配を感じたら、食べ物はかじられないよう冷蔵庫やガラス容器などにしまって密閉しておきましょう。

そして、家や家財をかじられないよう、早めに駆除することが大切です。

活動時間は日没直後と夜明け前

ネズミは基本的に夜行性の動物です。

昼間はあまり活動せず、夜間、特に日没直後の数時間と夜明け前に活発に動き回ります。

食事もその時間帯にしますので、活動時間の前にはネズミのエサになる食べ物はきっちり密閉してしまっておくように心がけましょう。

ちなみに、「昼間でも屋根裏で足音がする」という場合は、のら猫やハクビシンなど別の動物を疑ったほうがいいかもしれません。

繁殖力が強くどんどん増える

「ネズミ算」や「ネズミ講」という言葉があるように、ネズミの繁殖力は非常に強く多産で、どんどん子どもを産んで増えていきます。

繁殖期は、クマネズミが夏、ハツカネズミとドブネズミは春と秋にピークを迎えますが、それ以外の時期であっても1年を通して繁殖し続けるのです。

また、生まれて2〜4ヶ月程度で繁殖が可能となり、20日前後の短い妊娠期間で数匹の子どもを出産します。

1匹のネズミに気づいたら、どんどん増えてしまうことを覚悟して、なるべく早く駆除にとりかかってください。

高い学習能力を持つ

ネズミは学習能力の高い生き物です。

数匹から10匹程度で群れを組み、巣を中心になわばりを作ると、そのなわばりの様子を細部まで覚えて行動します。

もしなわばりの中に罠や毒エサなどの異物が置かれると、いつもと様子が違うことに警戒してなかなか近寄りません。

また、仲間が一度罠にかかったのを見ると、次からは罠を避けるようになることもあります。

そのため、駆除の際には工夫が必要です。

それについてはこの後の「6 ネズミの生態を踏まえた効果的な駆除法」を参照してください。

ネズミが人体に及ぼす被害

ネズミは食べ物や家財をかじるだけでなく、さまざまな害虫や病原菌などを媒介して、人間に健康被害を引き起こします。

そこでこの章では、ネズミが引き起こす健康被害の主なものについて解説していきましょう。

イエダニ

ネズミの体には、イエダニが寄生しています。

特にクマネズミとドブネズミに多く、寄生しているネズミが死んだり巣からいなくなったりすると、次の寄生先を探して移動します。

その結果、人に寄生して吸血するのです。

イエダニに咬まれると皮膚炎を発症し、激しいかゆみと発疹を引き起こします。

特に冬場、腹部や太ももなどのやわらかい部分が咬まれやすい傾向があります。

鼠咬症

ネズミに咬まれたことが原因で発症する感染症です。

ネズミが持っている鼠咬症スピリルム、またはストレプトバチルスという細菌が、咬みあとから人に感染し、傷口のただれ、発疹などの症状のほかに、悪寒や頭痛、発熱、嘔吐、筋肉痛といったインフルエンザのような症状も出ます。

アナフィラキシーショック

ハチに刺された人が、急激なアレルギー症状であるアナフィラキシーショックに襲われることがありますが、ネズミに咬まれたときにも同様の症状を引き起こすことがあります。

アナフィラキシーショックを起こすと、全身の腫れ、呼吸困難、意識障害に陥り、最悪の場合は死に至る可能性もあります。

その場では一旦症状がおさまったとしても、時間が経ってからまた発症することがありますので、必ず病院で診察を受けてください。

サルモネラ症

サルモネラ菌による食中毒です。

ビル内の飲食店などでサルモネラ菌に感染したネズミが、糞をすることでそこから食材や調理器具に汚染が広がり、人間に感染するといったケースが考えられます。

感染すると腹痛、嘔吐、下痢、発熱などを引き起こし、重症化すれば死亡する危険性もあります。

ツツガムシ病

ネズミの血を吸って成長するツツガムシが、人に吸着することで発症する感染症です。

高熱、頭痛、発疹、リンパ節の腫れなどの症状が出ます。

腎症候性出血熱

ハンタウイルスというウイルスに、ネズミの排泄物を介して感染することで発症する感染症です。

発症すると発熱、頭痛、結膜や皮下、臓器などでの出血、尿の量が少なくなる(乏尿)、たんぱく尿が出るなどの腎症状などが出ます。

レプトスピラ症

レプトスピラ菌という細菌が引き起こす、急性熱性疾患です。

ネズミの腎臓に定着しているレプトスピラ菌が、ネズミの尿から排泄され、その菌に汚染された土や水などに人が触れることで感染します。

発熱や倦怠感といった風邪のような症状を呈する軽症型と、黄疸や出血、腎障害に至る重症型があります。

重症型は「ワイル病」とも呼ばれ、1970年代までは農作業中に感染し、年間数十人が死亡する風土病として恐れられていました。

が、農業の機械化にともなって、感染者数は急激に減少しました。

ペスト

ペスト菌を保菌しているネズミから、ノミを介して人に感染する感染症です。

14世紀ごろにアジアやヨーロッパで大流行し、ヨーロッパでは人口の3分の1が死亡したという説もある「黒死病」という恐ろしい病気は、このペストだったのではないかと言われています。

症状や感染経路によって以下の3種があり、

  1. 腺ペスト:リンパ節の腫れ、発熱や頭痛、悪寒、嘔吐、筋肉痛、壊死などの全身症状
  2. 敗血症ペスト:ショック、昏睡、手足の壊死、皮下の紫斑
  3. 肺ペスト:高熱、頭痛などを経て、喀血、呼吸困難などの重症急性進行性肺炎

といった症状を引き起こします。

不眠、ストレス

病原菌に感染するだけでなく、ネズミの存在自体が精神的な被害を及ぼすこともあります。

衛生的な不安や不快感、ネズミの気配や物音によるストレスに悩まされたり、夜中に天井を走り回る音が聞こえるせいで不眠に陥ったりする人もいます。

この懸念があるため、身体的な実害がなくても、ネズミは早期に駆除したほうがいいのです。

ネズミが家屋や環境に及ぼす被害

ネズミの害は、人体だけでなく家や家財、住環境などにも及びます。

この章では、それらの深刻な問題について、一つひとつひもといていきましょう。

家や家具をかじられる

まずいちばんの問題は、壁や柱、天井といった家自体をかじられたり、家具をかじられてしまうことです。

2章でも説明したように、ネズミの前歯は一生のび続けるため、硬いものをかじって歯を削るという性質があります。

そのためには、木製の柱や天井や家具、しっくいの壁などは最適なのです。

大切なものをかじって台無しにされてしまうだけでも、大きなストレスになるでしょう。

家の資産価値が下がる

さらに問題なのは、家をかじられたり汚されたりすることで、資産価値が下がってしまうことです。

一度ネズミが発生した家は、目に見えるところだけでなく、見えない天井裏や床下、柱の基礎などにも被害が及んでいる可能性があります。

また、ネズミを媒介にしてダニも繁殖し、家中にはびこっているかもしれません。

ネズミは現在だけでなく、将来にもマイナスの影響を及ぼす存在なのです。

米などを食べられる

ネズミは雑食なので、人間の食べるものの多くは食べられてしまいます。

ネズミがかじったものを知らずに人間が食べると、病原菌に感染するリスクがあります。

そのためパンやスナック菓子などをテーブルに出しておいたり、隙間のある棚にしまっておいたりするのは危険です。

また、家ネズミ、特にクマネズミとハツカネズミは穀物を好みます。

生米なども食べてしまうので、かじって穴を開けられるプラスチック容器などではなく、かじれない素材の密閉容器に入れておく必要があるでしょう。

コンセントやガス管をかじって火災や停電に繋がる

ネズミはコンセントや電気配線、ガス管などもかじってしまいます。

かじられると、コンセントや配線から漏電したり、ガス管からガス漏れしたりして、火災を引き起こしかねません。

そうなる前に、早急な駆除が必要です。

農作物や植木、草花をかじられる

たびたび言いますが、ネズミは雑食です。

家の中にあるものだけでなく、田畑で育てている農作物も食い荒らしてしまいますし、倉庫に入り込んで種苗を食べたり、出荷準備が整った作物を台無しにしたりもします。

ネズミは農家の大敵なのです。

また、一般の家庭でも、大切に育てている庭の植木やガーデニングの草花などが被害にあいます。

室内に置いている観葉植物や、花なども食べられてしまうので要注意です。

ネズミについての注意点

ネズミの生態について、さまざまな視点から解き明かしてきましたが、ここまでの話を踏まえた上で、さらにネズミの生態で注意をしなければならない点を3つほど挙げておきましょう。

殺鼠剤に強い「スーパーラット」がいる

近年、殺鼠剤に耐性を持った「スーパーラット」というネズミが増えてきて、駆除が難しくなってきています。

これまで家ネズミの駆除には、さまざまな対策が講じられてきました。

その中には、殺鼠剤をまいたり、ネズミの好物に毒を混ぜ込んだ毒エサを仕掛けたりといった、薬剤を利用する方法もあります。

が、それらの薬剤が効きにくい、毒物に耐性を持ったネズミが増えてきて、「スーパーラット」と呼ばれるようになっているのです。

スーパーラットは主にクマネズミが進化したもので、毒に強い個体同士が繁殖を繰り返す中で、どんどん耐性を強めていったと考えられます。

そのため駆除の方法にもさらに工夫が必要で、スーパーラットにも効く新たな薬剤を用いたり、薬剤を使わずに粘着シートなどの罠で捕獲したりといった対策が用いられています。

通り道の「ラットサイン」を確認する

ネズミは巣の近くや通り道に、かならず「ラットサイン」と呼ばれる痕跡を残します。

もし家でネズミの気配を感じたら、まず最初にこのラットサインを確認する必要があります。

それによって、ネズミの侵入経路や移動ルート、巣の場所などがわかり、そこに罠をしかけたり、出入り口をふさぐなど、駆除の対策を講じることができるからです。

ラットサインには、

  • 糞尿
  • かじり跡
  • 黒ずんだ汚れ(ネズミの体の汚れが壁などに付着するため)

などがあり、これらが発見された場所がネズミの通り道だと考えられます。

ネズミは広い場所ではなく、狭いところや隅っこを好むため、ラットサインが見つかりやすいのは、

  • 壁際
  • 家具の側面
  • 壁の割れ目や隙間
  • 換気扇や通気口など、外部と出入りできる穴
  • 建物と基礎の隙間
  • 水まわりの配管付近
  • エアコンの配管付近

などです。

「ネズミがいるかも」と思ったら、まずこれらの場所をチェックしてみてください。

超音波などにはすぐ慣れて逃げなくなる

ネズミの駆除方法のひとつに、機械を使ってネズミが嫌う超音波などを発生させて追い出す、というものがあります。

が、ネズミは環境に順応する能力が非常に高いため、イヤな超音波にもすぐに慣れてしまうのです。

同じ周波数の超音波を出し続けていても、だんだんと慣れて逃げなくなってしまうので、駆除する際にはときどき超音波の周波数を変えるなどの工夫が必要です。

同様に、罠や毒エサなども、同じエサを場所に置いていると「これは危険だ」と学習してしまいますので、置く場所や毒を仕込むエサの種類などを変えるといいでしょう。

ネズミの生態を踏まえた効果的な駆除法

ここまでネズミの生態についてくわしく解き明かしてきました。

もしも家にネズミが出て駆除したいと考えた場合には、これらの生態や特性を踏まえた上で、効果的な方法をとる必要があります。

ネズミ駆除は、自分ですることもできます。主な方法としては、

  • 忌避剤で追い払う
  • 超音波や電磁波で追い払う
  • 毒エサを仕掛ける
  • 罠などで捕獲する

などがありますが、具体的な方法については、別記事「自分でできるネズミ駆除の方法とプロも使うオススメ駆除グッズ12選」を参照してください。

また、ネズミが繁殖しすぎて対応しきれなかったり、スーパーラットで薬剤が効かなかったりして駆除できない場合は、プロの駆除業者に依頼することも検討してみてください。

まとめ

いかがでしたか?

家に出没するネズミの生態について、よく理解してもらえたのではないでしょうか。

では、ここでもう一度記事の内容をまとめてみましょう。

1)家に出没する主なネズミは、

  • ハツカネズミ
  • クマネズミ
  • ドブネズミ

2)ネズミの特徴的な生態は、

  • 暖かい場所と隅を好む
  • 雑食で硬いものもかじる
  • 活動時間は日没直後と夜明け前
  • 繁殖力が強くどんどん増える
  • 高い学習能力を持つ

3)ネズミについての注意点は、

  • 殺鼠剤に強い「スーパーラット」がいる
  • 通り道の「ラットサイン」を確認する
  • 超音波などにはすぐ慣れて逃げなくなる

以上を理解した上で、あなたがネズミに対して適切な対応が取れることを願っています!

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