「ネズミの糞にうっかり触れてしまった。感染症などにかかる危険性はないのかな」
「ネズミを家の中で見かけたため心配になりネズミについて検索したところ、どうも感染症にかかる可能性もあるようだ。もしかしたらすでに感染症にかかっているかもしれない」
あなたは今、ネズミが運んでくる感染症について心配されていませんか。
ネズミがいれば、そこには必ず感染症を引き起こす病原菌が存在します。
ネズミによって媒介される感染症には9つの種類があり、その中には死に至る深刻な感染症も含まれて入れます。
ネズミに直接触れなくても、ネズミのフンや尿、またネズミが運ぶダニやノミなどが媒介することによって、感染症にかかってしまう可能性もあります。
もし感染の疑いがあれば、感染しているかどうかを速やかに判断し、適切に対処しなくてはいけません。
そこで今回は、9つの感染症とその感染経路を一覧で示すとともに、全ての感染症の症状や潜伏期間、その対応策について、詳しく紹介します。
またネズミの糞や尿など、感染の危険を安全に取り除き、さらにネズミの被害を食い止める予防策を取る必要もあります。そのための方法についても紹介します。
この2つの視点からネズミの感染症に対する対策を確認していきましょう。
Contents
ネズミによる感染症一覧|経路別の病名と対処法

ネズミが運ぶ感染症は、主に下の3つの経路によって、私たちの生活環境へ運ばれてきます。
- ネズミのフンや尿が媒介する感染症
- ネズミに寄生するノミやダニによって感染する感染症
- 直接ネズミに噛まれることによって感染する感染症
そして、これら3つの経路で運ばれる感染症には以下の表に記す9つの種類があります。

これらの感染症について、それぞれの症状や対処法を見ていきましょう。
ネズミのフンや尿が媒介する感染症
ネズミの糞や尿には、感染症を発症する非常に多くの病原菌が含まれています。
ネズミには尿を垂れ流しながら行動する習性もあるため、家の中のいたるところに病原菌を撒き散らしながら動いているとも言えます。
もしネズミのフンに触れてしまった場合は、速やかに石鹸で洗い流してください。
糞に含まれている菌は、水洗いすることで安全に取り除くことが出来ます。
しかし感染の危険は、糞に直接触れてしまった場合だけに限りません。
乾燥した糞が含まれるほこりや、蒸発した尿を含む空気を吸い込んでしまった場合でも、感染の可能性があります。
このため、知らないうちに感染症にかかっているということもめずらしくありません。
これから示す病気の症状に覚えのある方は、直ちに病院で診察を受けることをお勧めします。
サルモネラ症
サルモネラ症は、サルモネラ菌によって起こる感染症です。サルモネラ菌はネズミの糞や尿に多く含まれています。
この菌が人の手を介して食器や食べ物に付着することで、食中毒を引き起こします。
この感染症にかかると、およそ5~48時間で下痢や腹痛、発熱を引き起こします。
致死率は高くありませんが、高齢者や乳幼児、また免疫力が落ちている人が感染すると重篤な症状を引き起こす場合もあります。
感染症 | 原因菌 | 潜伏期間 | 原因 | 症状 | 致死率 |
---|---|---|---|---|---|
サルモネラ症 | サルモネラ菌 | 5~48時間 | ネズミの糞尿に含まれるサルモネラ菌が、人の手を介して食器や食べ物に付着し感染する | 下痢・腹痛・発熱 | 低い |
レプストスピラ症
ドブネズミの排泄物に含まれるレプストスピラ菌によって発症する感染症です。
レプストスピラ菌を含むネズミの糞によって水や土が汚染され、その水や土に触れることによって感染します。
皮膚や口などから感染すると、5日から2週間ほどの潜伏期間をおいて、発熱や頭痛、腹痛、筋肉痛、結膜充血などの症状が現れ、発症後4〜6日で、黄疸が現れ、出血、腎障害などの重い症状を発症します。
致死率も20〜30%と、命を失う可能性も低くありません。
感染が確認された場合は、速やかに抗菌薬を投与する必要があります。
感染症 | 原因菌 | 潜伏期間 | 原因 | 症状 | 致死率 |
---|---|---|---|---|---|
レプストスピラ症 | レプストスピラ菌 | 約2週間 | ドブネズミの糞尿に含まれるレプストスピラ菌に汚染された水や土に触れることによって感染する | 発熱・頭痛・腹痛・筋肉痛・黄疸・出血・腎障害 | 20〜30% |
腎症候性出血熱
野ねずみの糞尿に含まれるハンタウイルスというウイルスによって引き起こされる感染症です。
糞尿によって汚染された土壌から巻き上げられた空気を吸うことによって感染します。
2週間程度の潜伏期間を経て、発熱や頭痛、背中の痛みなどを発症し、発病から3〜4日で、結膜や,口蓋などからの出血などが現れます。
また顔や上腕部に、日焼けのような皮膚発赤が現れます。その後腎不全を起こし、意識障害が合わられるケースもあります。
回復までには3~6週間かかり、死亡率も10%とされています。
感染症 | 原因菌 | 潜伏期間 | 原因 | 症状 | 致死率 |
---|---|---|---|---|---|
腎症候性出血熱 | ハンタウイルス | 約2週間 | 野ネズミの糞尿によって汚染された土壌から巻き上げられた空気を吸うことによって感染 | 発熱・頭痛・背中の痛み・皮膚発赤・後腎不全・意識障害 | 10% |
腸チフス
ネズミの糞尿に含まれるチフス菌が付着した食品や水を摂取することによって感染し、発症します。
感染後、7〜14日の潜伏期間を経て、腹痛や発熱、頭痛な度が現れ、さらに3、4日で下痢や便秘、血便、また40度以上の高熱を発症します。
また皮膚に、ピンク色の斑点が現れるバラ疹様皮疹という症状を引き起こします。
腸チフスの発熱は、高熱のまま1〜2週間継続するのが特徴で、これにより重篤化し、意識障害や難聴、肺炎、肝機能障害などを併発するケースもあります。
また、人から人へ感染することから、衛生環境が悪場所で感染流行を引き起こし、事態が深刻化するのも特徴です。日本でも戦前には、毎年4万人が発症する病気でした。
感染症 | 原因菌 | 潜伏期間 | 原因 | 症状 | 致死率 |
---|---|---|---|---|---|
腸チフス | チフス菌 | 7〜14日 | ネズミの糞尿に含まれるチフス菌が付着した食品や水を摂取することによって感染 | 腹痛・発熱・頭痛・下痢・便秘・血便・バラ疹様皮疹 | 10~40% |
E型肝炎
E型肝炎ウイルスに感染したネズミの糞などから感染すると言われています。
国立感染症研究所の調査で、ドブネズミの 31.5%、クマネズミの 13.1%がE型肝炎ウイルスを保有していることが明らかになりました。
潜伏期間は平均6週間。発症すると、肝機能障害や肝肥大などの肝炎の症状とともに黄疸が現れ、発熱や腹痛などの症状も併発します。
重症化するケースもあり、特に妊娠後期の方の致死率は20%と大変高いのも特徴です。
E型肝炎に対応するワクチンの開発も急がれていますが、今のところはまだ開発されていないため、注意が必要です。
感染症 | 原因菌 | 潜伏期間 | 原因 | 症状 | 致死率 |
---|---|---|---|---|---|
E型肝炎 | E型肝炎ウイルス | 平均6週間 | E型肝炎ウイルスに感染したネズミの糞などから感染 | 肝機能障害・肝肥大・肝炎・黄疸・発熱・腹痛 | 0.5〜4% 妊娠後期では20% |
ネズミに寄生するノミやダニによって感染する感染症
ネズミのかだらにはダニやノミが、無数に生息しています。
もちろん室内にいるダニがすべてネズミによってもたらされたものであるとは限りませんが、ネズミがいればダニやノミが、常に部屋中に撒き散らされていることは確実です。
ネズミに生息するダニは主に「イエダニ」と呼ばれる種類のダニですが、このダニは人間にも寄生し、ダニの死骸はアレルギーの原因にもなります。
もちろん、こういったダニやノミが媒介する感染症も深刻です。
ツツガムシ病
ツツガムシとはネズミに寄生するダニの一種で、このツツガムシ病はこのツツガムシから感染する感染症です。
ツツガムシに刺されると、2、3日で刺された場所の周囲に赤く小さな水泡ができます。
5〜7日の潜伏期間を経て、全身の倦怠感や頭痛、発疹を伴った高熱を発症し、症状は1〜2週間。
症状が重篤な場合は、髄膜脳炎や多機能不全により死亡するケースもあります。
感染症 | 原因菌 | 潜伏期間 | 原因 | 症状 | 致死率 |
---|---|---|---|---|---|
ツツガムシ病 | ツツガムシ | 5〜7日 | ネズミに寄生するダニの一種であるツツガムシに刺されることによって感染 | 全身の倦怠感・頭痛・発疹・高熱・髄膜脳炎・多機能不全 | 低い |
ペスト
ペスト菌による急性感染症です。ペスト菌はネズミに寄生するノミによって運ばれ、人か人へ感染を拡大していきます。
2〜7日の潜伏期間をへて、頭痛、悪寒を伴った高熱を発します。
中世ヨーロッパでは「黒死病」として恐れられていたネズミを媒介とする伝染病で、14世紀には累計で5000万人もの人々の命を奪ったとされています。
日本では1926年以降、発生していませんが、致死率は30〜60%とたいへん危険な感染症です。
感染症 | 原因菌 | 潜伏期間 | 原因 | 症状 | 致死率 |
---|---|---|---|---|---|
ペスト | ペスト菌 | 2〜7日 | ネズミに寄生するノミがペスト菌を運び、人から人へ伝染する | 頭痛・悪寒を伴った高熱 | 30〜60% |
直接ネズミに噛まれることによって感染する感染症
ネズミは先の尖った前歯を持っていて、噛まれると皮膚の奥深くまで、この歯が突き刺さります。
傷口が小さいからと油断していると、感染に気がつかず取り返しのつかないことにもなりかねません。
万が一ネズミに噛まれてしまったら、直ちに流水で傷口を洗い流し、消毒を行なった上、急いで病院に行くことをお勧めします。
鼠咬症
ネズミに噛まれた傷口から、菌が直接体内に感染することによって発症する感染症です。
原因となる菌には、鼠咬症スピリルムとストレプトバチルスの2種類があり、鼠咬症スピリルムに感染した場合は1~2週間、ストレプトバチルスに感染した場合は10日以内に発症し、発熱や頭痛、関節炎を引き起こします。
重症化すると心内膜炎や腎炎、敗血症などを引き起こす可能性もある危険な感染症です。
感染症 | 原因菌 | 潜伏期間 | 原因 | 症状 | 致死率 |
---|---|---|---|---|---|
鼠咬症 | 鼠咬症スピリルム・ストレプトバチルス | 1~2週間(鼠咬症スピリルム) 10日以内(ストレプトバチルス) |
ネズミに直接噛まれることによって感染 | 発熱・頭痛・関節炎・心内膜炎・腎炎・敗血症 | 低い |
アナフィラキシー症状
ネズミに噛まれた際に、体内の抗体によって、過度な免疫反応が引き起こされることで発症します。
症状は全身の腫れ、呼吸困難、意識障害など様々で、死に至るケースもあります。
アナフィラキシーショックは過去に、ネズミに噛まれたことがある方のみが発症する症状であると思われがちですが、初めて噛まれた場合でも発症する場合があります。
また、症状が落ち着いても再発するケースがありますので、すぐに病院に行って診察を受けましょう。
感染症 | 原因菌 | 潜伏期間 | 原因 | 症状 | 致死率 |
---|---|---|---|---|---|
アナフィラキシー症状 | ネズミに噛まれた際に、体内の抗体によって、過度な免疫反応が引き起こされることで発症 | 全身の腫れ、呼吸困難、意識障害 | 4~5% |
感染したかもしれない?病院に行くときに押させておくべき注意点

感染が疑われる場合は速やかに病院に行き、診察を受けてください。
病院に行く場合、総合的判断ができる内科を受診することをお勧めします。
また診察では症状だけでなく、いつどこで、どのような状況があったのか、感染の状況をできるだけ詳しく報告しましょう。
例えばネズミのフンを片付けた後、数日後に気分が悪くなって診察を受ける場合、その作業はいつ行なったのか、どこにどのくらいのフンがあったのか、あるいはネズミ噛まれた場合、いつどこでどのくらいの大きさのネズミに噛まれたのかなど、その状況を詳しく伝えましょう。
ネズミの種類によってかかる感染症も変わりますし、感染した病原菌によって潜伏期間や治療法も変わります。
症状だけでなく、感染の状況を詳しく知らせることは、正しく治療を行う上でも、たいへん重要です。
感染を広めないために!ネズミの糞尿を片付けるときに絶対に守るべき3つのステップ

ネズミによる感染症で最も多いのは、ネズミの糞や尿からの感染です。それほどにネズミの糞尿には、感染症の原因となる危険な病原菌がたくさん含まれています。
家の中でネズミの糞や尿を見つけたら、直ちにそれを取りのぞき、きれいに消毒しなくてはいけません。
しかし間違った方法で掃除をすると、反対に感染症にかかる確率を高めてしまう結果になりかねません。
ネズミの糞や尿を片付ける時は、次の3つの手順を必ず守ってください。
- 作業の前には手袋とマスクを必ず着用する!
- 掃除機の使用は危険!糞尿は濡れた雑巾で拭き取る
- 掃除をした後はエタノールやアルコールでの消毒を!
この3つの手順について、一つずつ見ていきましょう。
作業の前には手袋とマスクを必ず着用する!
ネズミの糞を見つけても、決して素手で触ってはいけません。掃除を始める前に必ずビニール手袋かゴム手袋をしてください。
素手で触ってしまうと、病原菌が手を介して部屋中に拡散してしまう危険性があり、結果的に感染症のリスクは跳ね上がります。
またマスクの着用も必須です。乾燥した糞は空気中に微粒子を飛散させるため、掃除中にそれを吸い込んでしまう危険性があります。
掃除が終わったら、着用した手袋とマスクは必ず捨てましょう。
掃除機の使用は危険!糞尿は濡れた雑巾で拭き取る
ネズミの糞尿の掃除をする際、掃除機は絶対に使ってはいけません。
たくさんの糞がある時には、掃除機で一気に吸い込んでしまいたくなりますが、掃除機が感染症を引き起こす菌に汚染されてしまうと、その掃除機が菌を部屋中に拡散してしまうこともあります。
もちろんほうきなどで掃くのも良い方法ではありません。濡れた雑巾か布切れを使い、空気中に出来るだけ埃が飛散しないように気をつけて掃除を行いましょう。
また、掃除で使用した雑巾も手袋やマスクと同様に、清掃後には必ず捨てるようにしましょう。
ネズミの糞尿をふき取る手順
①マスクと手袋を忘れずに着用する
②濡れた雑巾か布切れで拭き取る
・埃が飛散しないよう、必ず布を水で湿らせて拭き取ってください。
③清掃後、使用したマスク、軍手と糞尿をふき取った雑巾は必ず捨てる
掃除をした後はエタノールやアルコールでの消毒を!
もちろん水拭きだけでは消毒したことにはなりません。病原菌はまだそこに残ったままですし、ネズミの尿の匂いは強烈で、エタノールやアルコールで消毒しなければ決して消えません。
糞尿を取り除いたら、糞尿のあった場所一帯を、エタノールやアルコールを染み込ませた布で拭き取ってください。できるだけ広範囲にわたって拭き取ることが大切です。
もし消毒用のエタノールやアルコールが手元にない場合は、キッチンでまな板などの除菌につかうアルコールスプレーや、トイレ掃除で使う除菌用シートなどを代用することもできます。
もしキッチンでネズミの糞尿が見つかった場合は、水まわりや調理器具なども合わせて消毒するようにしましょう。
ネズミの糞尿を清掃後の消毒の手順
①消毒用のアルコール、またはエタノールを用意する
・アルコールやエタノールがない場合は、キッチンやまな板などの除菌に使うアルコールスプレーやトイレ掃除用の除菌シートなどで代用することもできます。
②エタノールやアルコールを染み込ませた布で拭き取る
・ネズミの糞尿を取り除いたら、糞尿が見つかった場所一帯を、できるだけ広範囲に渡って拭き取りましょう。
③キッチンで糞尿が見つかった場合は、水まわりや調理器具なども合わせて消毒する
ネズミを駆除しなければ感染症の危険はなくならない!

糞や尿を取り除いただけでネズミが家の中から出て行くことはありません。そのままの状況を放置すれば、同じ場所にまたネズミの糞尿が撒き散らされることになるでしょう。
ネズミをしっかりと駆除できなければ、感染症の危険を取り除くこともできません。その意味で次に必要なステップは、ネズミを退治することです。
自分でできるネズミ対策
「とにかくすぐにネズミ対策を行いたいけれど、業者に頼んでもすぐには来てくれないし、お金もかけられない」
そんな時は、市販のネズミ対策グッズを使いましょう。ネズミ対策グッズは、安いものであれば数百円から購入することもでき、手軽に始めることができる点も魅力です。
ネズミ対策グッズは大きく分けると、以下の3種類に大別されます。
- ネズミを捕獲(撃退)するグッズ
- ネズミを遠ざけるグッズ
- ネズミの侵入を防止するグッズ
ネズミ対策グッズはそれぞれに長所や短所があるため、家の状況に応じて組み合わせて使うことをお勧めします。
こちらの記事「ネズミ対策グッズおすすめ14選!自力で駆除する最新アイテム」では、様々なネズミ対策グッズを目的別に紹介しています。
またこちらの記事「自分でできるネズミ駆除の方法とプロも使うオススメ駆除グッズ12選」では、プロの駆除業者も使う、より効果的なネズミ対策グッズを、その使用方法とともに紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
根本的なネズミ駆除は、やはり業者に頼むしかない!
完全にネズミの駆除を行いたい場合は、やはりネズミ駆除業者に依頼する以外の方法はありません。
自分で行う対策に比べて費用は高額になりますが、完全駆除を保証してくれる業者などもあり、安心という点では駆除業者には叶いません。
価格やサービス内容も業者によって大きく違うため、適正価格の判断が重要になります。
ネズミ駆除にかかる費用の相場は一戸建ての住宅の完全駆除を行う場合 10〜30万円というのが一般的な相場です。
マンションの場合、専有部分のみであれば10万円程度ですが、共有部分も含めた建物全体を行わなければ完全駆除は難しく、全体にかかる費用は30万円程度と言われています。
費用は、広さや駆除方法、アフターケアの有無などの諸条件によって変わります。
こちらの記事「ネズミ駆除を業者に頼むと費用はいくら?ケース別の相場を徹底調査」では、実際にかかるネズミ駆除費用の相場をわかりやすく解説しています。
また、価格だけでなく信頼できる駆除業者を選ぶことも大切です。業者によっては不完全な駆除によって、再びネズミが現れるというケースも少なくありません。
①業歴が長く、評判がいい業者を選ぶこと
- ホームページで過去の実績を確認してみましょう
②現場を見てから見積もりを出す業者を選ぶこと
- ネズミ駆除は建物の状況に応じて対応が大きく変わります。実際に建物を見ないで見積もりを出す業者は信頼できません。
③完全駆除を保証する業者を選ぶこと
- 業者によっては5年程度の完全駆除を保証するところもあります。
- アフターケアの内容はしっかりと確認しましょう。
こちらの記事「ネズミがうるさい!ネズミを駆除する方法と良い駆除業者の選び方5つ」では、信頼できるネズミ駆除業者を見つけるための方法をさらに詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください
まとめ
ネズミの感染症には
- ネズミのフンや尿が媒介する感染
- ネズミに寄生するノミやダニによる感染
- 直接ネズミに噛まれることにによる感染
の3つの感染経路があり、サルモネラ症、レプストスピラ症、腎症候性出血熱、腸チフス、E型肝炎、ツツガムシ病、ペスト、鼠咬症、アナフィラキシー症状という9つの感染症が存在します。
感染がうたがわれる状況に遭遇したり、感染症がうたがわれる症状が発症した場合は、速やかに病院に行って診察を受けましょう。いずれの感染症も内科での診察が適切です。
診察の際には症状と合わせて、いつ、どこで、どのような状況があったのかについて、できるだけ詳しく報告することも大切です。
ネズミの糞尿を片付けるときには、決して素手で触ってはいけません。
必ずマスクと手袋を装着し、片付けた後にはアルコールやエタノールでの消毒も忘れずに行いましょう。
感染症となる菌を撒き散らしてしまう可能性があるため、掃除機の使用も厳禁です。
ネズミの糞や尿を取り除いても完全に感染症の危険を取り除いたことにはなりません。ネズミ駆除の対策を忘れずに行いましょう。
【ネズミ退治をプロにまかせるなら】高品質で安いネズミ駆除のプロ!ネズミメンテナンス

ネズミに関して以下のことにお悩みの方は、ぜひネズミメンテナンスにおまかせください!
- どこに頼んでもネズミの被害が止まらない
- できるだけ実績のある業者にお願いしたい
- 夜になると天井からガタガタと物音がする
- 他社の見積もりが高額で正しい見積もりなのか不安
- できれば近所の地元の業者にお願いしたい
- ネズミの駆除を依頼したいがどこに連絡すればいいかわからない
ネズミメンテナンスをおすすめする4つのポイント
①地域密着のスピード対応!
全国に営業所を構えているため最短30分で現場に到着。現場調査から駆除施工までスピーディーな対応が可能です。
②本物のプロの技術
ご家庭から飲食店、工場や野菜畑など様々な案件に対応してきましたので提案力には自信があります!
他社で断られた案件や駆除しきれなかった案件もぜひご相談ください。
③広告費を使わない自社集客
多くのネズミ駆除業者は集客業者やリスティングサービスを利用することで1件あたり数万円の広告費をかけています。
ネズミメンテナンスはこれまでのお客様とこのサイトのみで集客しているため、この集客コスト分をお客様に還元させていただいております。
④万全のアフターサービス!
駆除完了後は基本的に1年間の保証をおつけしております。万が一再発した場合でもすぐに対応させていただきます。
料金目安
木造ご住宅のネズミ駆除 | 10万円~ |
---|---|
集合住宅のネズミ駆除 (専有部分のみ) |
8万円~ |
飲食店のネズミ駆除(定期) | 3万円/月 |
ネズミの死骸の処理などスポット対応 | 8,000円~ |
ネズミの侵入口の閉塞 | 3000円/1箇所 |
点検口の作成 | 2万円~ |
※上記は目安の料金です。詳細な見積書は現地調査の上でご提示させていただきます。
対応エリア |
---|
北海道、宮城県、茨城県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、大阪府、兵庫県、広島県、福岡県 |
※一部地域では繁忙状況により対応できないことがございます。詳しくは、下記コールセンターまでお問い合わせください。
- コールセンター:044-328-9196
- 受付時間:9:00~19:00(土日・祝日は除く)
詳細は以下をご覧ください!