ネズミ被害一覧

ネズミがうるさい!ネズミを駆除する方法と良い駆除業者の選び方5つ

「ネズミの音?声?うるさくて眠れない」

「ネズミがうるさい。でも本当にネズミなのか分からなくて不安」

「うるさいネズミを黙らせるにはどうしたらいいの?」

ネズミのたてる物音や鳴き声でうるさく感じている人へ、この記事ではうるさいネズミを黙らせる方法=駆除する方法をお伝えします。

実はうるささだけがネズミの被害ではありません。今は「うるさい」と感じているだけでも、放っておくとネズミの被害はさまざまに広がっていきます。

この記事を読むことで、うるさいネズミに対処する方法とともに、ネズミの引き起こす被害、効果的な駆除方法などをお伝えします。

読み終わったときには、うるさいネズミから開放される知識が身に着くでしょう。

Contents

うるさい音がネズミかどうか判断する方法4つ

ネズミがうるさくて寝られないとお困りでしょうか。

でも、その音や鳴き声は本当にネズミでしょうか?

この章では、ネズミの鳴き声やたてる物音について説明し、うるさいと感じている原因がネズミ科どうかの判断基準をお伝えします。

音・鳴き声がする

ネズミの鳴き声は「キュッキュッ」「キーキー」と、発泡スチロールをこすり合わせたときに起きる不快音に似ています。

日本語の文字で書かれた擬声語「チューチュー」とは異なります。

また、ネズミがたてる物音には、かじる音、走る足音などがあります。

ほかに、壁の中を走り抜ける際に断熱材や木材をこすり合わせる音が起きていることもあります。

【ネズミのたてる音の一例】
「カリカリ」「ガリガリ」 家の柱、床、壁、家具などをかじっている音
「トトトト」「バタバタ」 足音。屋根裏や天井裏、天袋の奥などさまざまな場所から響く
「カサカサ」「ガサガサ」 壁の中や屋根裏を走るとき、中に入っている断熱材が擦れる音

フンが見つかる

ネズミは一か所ではなく家のあちこちで糞をします。

おもに通り道となっている場所にしますが、数が増えてくると人が生活している見える場所にも落ちていることもあります。

糞の形状や大きさはネズミの種類によって異なり、小さいものから大きいものまでさまざまです。

うるさいと感じているがネズミかどうかわからない程度の状況では、糞が見つかることは少ないかもしれません。

ネズミの糞の一例
  • ハツカネズミ:端が尖っている糞。大きさは約6~10mm
  • クマネズミ :細長い糞。大きさは約6~20mm
  • ドブネズミ :丸い糞。大きさは約10~20mm

なお、ネズミの糞には危険な病原菌があるため、絶対に素手では触らないでください。

かじりあとが見つかる

家具などの不自然に削れているような痕があれば、ネズミがかじった痕と考えられます。

ネズミのかじり痕が見られる箇所
  • 食べ物(テーブルに置いた食事、キッチンの根菜類、袋菓子など。菓子類は袋や箱を食い破る)
  • 残飯(キッチンの生ごみ、ゴミ箱にある生ごみの袋などを食い破る)
  • 洋服類(衣装袋などを食い破って中身をかじり取り、巣作りに使う)
  • 布団類(押し入れなどの布団の外側の布を食い破り、中の綿を巣作りに使う)
  • 新聞紙、段ボール(巣作りに使う)
  • 家具、柱(床に近い隅の方をかじる。巣作りなど)
  • 壁(水回りの床に近い位置の壁板など。移動のためにかじり、穴を開ける)
  • 家電のケーブル類(床の近くやテーブル上に接しているところ、壁にそって配置してある箇所など)

ネズミはなんでもかじります。

家具や家の柱などの木材全般はかじり痕がわかりやすいかもしれません。

場合によっては堅いコンクリートまでかじられている場合があります。

壁や水回りの床に穴があいていたら、ネズミの仕業の可能性があります。

また家電のケーブル類もかじるため、覆っているカバーのビニールが破けて線がむき出しになっていたらネズミの可能性が高いです。

このために停電や火事を起こすことがあります。

汚れが付着している

ネズミは「同じ場所を何度も通る」「壁に沿って走る傾向がある」という習性があります。

ネズミの通り道は、ネズミの汚い足の汚れや、尿や糞で黒く汚れていることがあります。

また、ネズミの尿には蛍光物質が含まれているため、ブラックライトで照らすと浮き上がります。それで判断できることもあります。

【参考:ネズミの主な侵入経路と、家の中の隠れ場所】

ネズミはどうやって人の家の中に出入りし、どこに潜んでいるのでしょうか。

ネズミの生態を知る一環として、簡単にネズミの主な侵入経路と隠れている可能性が高い場所をお伝えします。

清潔にして気を付けていても「もしかしてネズミ…?」と気になったときには、ここにある項目をまず重点的に調べてみましょう。

なお、駆除専門業者の場合は、見積もりの時点でこの調査も全てやってくれるところがあります。

そのような業者だと、自分でネズミがいる場所を捜索する必要がないので便利で安心です。

①ネズミの主な進入路

  • 家の基礎と土台の隙間
  • 家の外壁のひび割れ部分
  • 配管と外壁の隙間
  • 換気扇や通風口
  • エアコンの室外機や排気ダクト
  • 下水管

②家の中の隠れ場所

  • 押入れの奥や、天袋の中
  • キッチン、風呂、洗面台などの死角部分
  • 家具や家電品の裏、家具と家具の隙間
  • 床下
  • 屋根裏や天井裏
  • 壁の中

うるさいネズミを黙らせる4つの方法とその効果

「ネズミがうるさくて眠れない」

「鳴き声やネズミのたてる物音が夜中に聞こえて、かじられるのではないかと気が気ではない」

ネズミのたてる音や鳴き声をなくすためにはどうしたらよいか、この章では「自分でできる対処方法」について説明します。

電磁波や超音波、LED、忌避剤を使う

ホームセンターやネットショップ、薬局などには、ネズミ撃退用のさまざまな道具が用意されています。

これらは比較的安価(店にもよるが3000円程度~)で購入することが可能です。

その中でもよく使われるものを紹介します。

①超音波・電磁波発生器

薬剤と異なり、有害な物質を使わず人体や飼っているペットにも安全なため、最初に購入する人が比較的多い傾向があります。

ネズミの嫌がる超音波を発生させ、ネズミを駆除するというよりは寄り付かせない方法になります。

同じ考え方と方法で、電磁波を使うもの、LEDを使うものもあります。

超音波の場合は、ほんのわずかですが人の耳にも聞き取れる場合があります。電気製品には影響はないとされています。

ただし、ネズミはとても学習能力が高いため、ずっと同じ強さは波長でつけっぱなしにしていると、危険はないと学習してしまいます。

そのため、定期的に点いたり消えたりする仕組みを取り入れているものもあります。

ネズミ防止の効果は、実際のところ、決定打のようなものはありません。

効果に対する購入者の評価もとてもよいものから全く効果が無かったとするものまで多様です。

また、ネズミの個体によっては効果が無いという意見もあるようです。

②唐辛子、ネズミ忌避剤などネズミの嫌いなものを置く

ネズミの嫌がる唐辛子成分の含まれた忌避剤や、唐辛子そのものをネズミの通路に置く方法です。

これも、効果があるかどうかは色々な意見があります。

これらの方法は駆除ではないため、根本的な解決になるかどうかは疑問もあります。

捕獲する(粘着シート、捕獲用罠)

①粘着シートを使う

ネズミ捕獲用の粘着シートを、ラットサインを手掛かりに、ネズミの通路やよく出没する場所に敷き詰めて捕獲します。

ネズミのしっぽや足をからめとり、転ばせて、その後慌てたネズミが暴れることで全身が粘着剤にからめとられて身動き取れなくなるという仕組みです。

粘着力の高いものを選びましょう。値段の安いものは粘着力が弱いため、避けた方がよいでしょう。

また、1枚ではなく複数枚仕掛けたほうが効率よく捕獲できます。

ただし、「ここに敷き詰めたから必ずネズミが捕まる」というわけではありません。

ネズミの行動範囲や出没場所は日によって異なるからです。

粘着シートは業者も使いますが、ネズミの数が多い場合は、完全な駆除まで数か月かかる場合もあります。

そのため継続して敷き詰める必要があります。

②捕獲器を使う

昔からある通称「ネズミ捕り」、捕獲器を利用する方法です。

ネズミはとても警戒心が強いので、見慣れないものが急に現れると近寄りません。

捕獲機を置いたら少なくとも数週間は動かしてはいけません。

どちらも、生きた状態のネズミと既に死骸になったネズミが見つかる2パターンがあります。処分の仕方は後の章で説明します。

薬剤を使う(忌避剤、殺鼠剤など)

毒エサもホームセンターやネットショップで簡単に手に入ります。

近年、従来の毒エサに抵抗力をもつ「スーパーラット」と呼ばれるネズミが増殖しています。

そのため購入する際はスーパーラットにも効果があるものを選ぶことをおすすめします。

直接手で触れると危険な薬剤もあるため、「使用上の注意」は必ず守ってください。

毒エサを置く場合、他の餌(食べ物)があると食いつきが悪くなってしまいます。

食べ物は必ず密閉したり冷蔵庫に入れるなど、片づけましょう。

ネズミのよく出没する場所に置きます。夜の就寝前に配置するのが効果的です。

ネズミが食べた形跡がいっさいなくなるまで、繰り返し置きます。

【参考:ネズミの処分方法】

  • 捕まえたネズミが生きていた場合

水に浸けて溺死させます。

死骸は新聞紙に包み、ビニール袋で密閉して燃えるゴミとして捨てます。

  • すでにネズミが死んだ状態で見つかった場合

上記と同じように新聞紙で包み、ビニール袋で密閉して燃えるゴミとして捨てます。

ネズミは病原菌を持っているので、どちらの場合も直接手で触れないよう気を付けましょう。

またネズミの身体に寄生しているダニや菌を吸い込まないよう、ゴム手袋とマスク、できれば帽子は必ず着用しましょう。

死骸を片づけた後は、ネズミの死骸があった場所を徹底的に消毒します。

次亜塩素酸ナトリウム系の薬剤を使います。これも薬局などで入手可能です。

ネズミ駆除業者に依頼する

「頑張ってうるさいネズミの被害を減らそうと対策したけれど、効果が見られない…」

ネズミの駆除は素人にはとても難しいものです。

簡単にできるような説明をしているネットの記事もありますが、実際は病原菌の危険もあり、うかつに手を出すことはおすすめできません。

また、最初は「うるさい」だけの状態だったものが、日がたつとともに「かじられた痕が見つかった」「置いてあった食べ物が食べ散らかされていた」「糞のようなものが見つかった」など、ラットサインが増えていたなら、ネズミの数が増えている可能性が高いです。

実は、ネズミを駆除するには、専門業者に依頼するのがもっとも早く効果が出ます。

専門業者に依頼すれば、死骸の処分なども不要。

自分で道具を購入するより、結果的に費用対効果がよい場合もたくさんあります。

<参考:猫を飼う、蛇を放つなど「昔からの知恵」の効果は期待できない>

猫を飼うことに効果があるかどうかは一概には言えません。

しかし現代の飼い猫はネズミを捕食することはあまりないので、猫を飼ってもネズミ対策にはならない可能性が高いです。

追い出した後に猫を飼うのは効果がある可能性はありますが、これも確実とは言い切れません。

このほかに「ネズミの天敵の蛇(アオダイショウなど)を捕まえてきて家に放てばよい」という意見もありますが、おすすめできません。

蛇を捕まえる手間が現実的ではないうえ、必ずネズミを捕食してくれるかどうかも未知数です。

ネズミは、被害の少ないうちに駆除しないと、どんどん増殖します。

さまざまな病気の媒介にもなり危険です。

手をこまねいていたり自分で効果の測れない方法にあれこれ手を出すより、早めに業者に依頼するほうが無難と言えます。

ネズミを放置すると考えられる5つの被害

ネズミがいると気づいたら放置してはいけません。

一刻も早く自分で駆除するか、専門の駆除業者を呼びましょう。

早い段階で手をうつほど、短い期間でネズミを駆除でき、うるさい声や足音にも悩まされずにすみます。しかし、

「少しうるさいくらいなら我慢すればいい」

「駆除するのは手間とお金がかかるし面倒だ」

「なんとなく可愛いし、殺すのも可哀相だからほうっておこう」

このような理由で、ネズミがいると気づいているのに放置した場合、ネズミはどんどん増殖します。

ネズミが増え続けるとどうなるのでしょうか。

この章ではネズミが引き起こす被害について、段階をおって見ていきます。

衛生状態の悪化

ネズミがいることで衛生状態が悪化します。

ネズミは多種多様の危険な病原菌や寄生虫を体に宿しています。

そのことで命の危険をともなうような病気を引き起こすことがあります。

具体的には以下のようなものがあります。

  • 食害(食べ物をかじられる)からネズミのもつ病原菌が人の口に入る
  • 糞からのアレルギーやアナフィキラシーショック、病気感染
  • 寄生虫による病気感染
  • 直接かじられることで病気に感染する
  • 糞や尿で部屋が汚される

悪臭

ネズミの尿には独特の強烈なにおい、刺激臭があります。

尿は乾いてしまうとわかりづらくなりますが、臭いは強く残ります。

ネズミの種類によっては尿とともに糞も撒き散らすため臭いはより強くなります。

床板などに染みつくと通常の掃除では取り切れず、臭いが残ってしまいます。

また死骸がある場合はその腐敗臭も漂うようになります。

家そのものや家財道具が傷む

食べ物だけでなく家具や電化製品、そして家そのものがかじられる被害に遭います。

家がネズミにかじられて傷むことで、物件価値も下がります。合わせて甚大な、経済的な被害となります。

ネズミを捕食する動物が入ってくる

二次的な被害ですが、ネズミがいることでネズミを狙う動物が入ってくることがあります。イタチや蛇、野良猫などです。

精神的な苦痛

上記のようなことが重なっていくと、以下のようなことが起こります。

  1. ネズミの気配や声、足音が気になり、睡眠がとれなくなる
  2. 家や物だけでなく、人が直接ネズミにかじられる
  3. 病原菌がまき散らかされるのではないかと不安で気が休まらなくなる

実際に病気にかかってしまうことはもちろん大きな被害ですが、「ネズミが出るかも」と気にしながら生活するのも相当なストレスです。

夜、暗くなり人が寝静まると、ネズミは屋根裏などから出てきて部屋の中を走りまわり始めます。

寝ている布団の上を走られたという話もあります。

ネズミがいることで与えられる精神的な苦痛も甚大な被害と言えます。

「うるさい」だけではすまないネズミの被害についておわかりいただけたと思います。

次の章では2章で紹介した「自分でうるさいネズミを黙らせる(駆除する)」ことがうまくいかなかった人、自分でやるのは手間だ・やるなら徹底的に駆除してほしいと考える人に「専門の駆除業者に依頼する」方法のメリットと、良い業者の選び方をお伝えします。

【参考:ネズミの引き起こす恐ろしい病気】

ネズミが媒介する病気には、死亡例もある病気がいくつもあります。

①レプストスピラ症(ワイル症)

主な症状:悪寒・頭痛・発熱・黄疸・筋肉痛など。場合によっては腎臓障害など重症化・慢性化する

②食中毒(サルモネラ症)

主な症状:腹痛・嘔吐・下痢など

③ハンタウイルス肺症候群

主な症状:発熱、筋痛、悪寒のほかに嘔吐、下痢・全身倦怠感・めまい・関節痛など。多くの場合死亡する。現在、有効な治療方法はない

④ツツガムシ症

主な症状:高熱(1~2週間続く)・頭痛・腰痛・発疹など

⑤イエダニによる刺咬症(しこうしょう)

主な症状:皮膚炎、激しいかゆみ。場合によっては脳炎などを引き起こす

⑥ペスト

主な症状:急激な40℃前後の発熱の後、手足の壊死、紫斑、神経混濁など重篤な症状を起こし、最短12時間、通常2~3日以内に死亡する

⑦E型肝炎

主な症状:黄疸・嘔吐・倦怠感など。重症化した場合の致死率は20%とも言われる

⑧腸チフス

主な症状:腹痛、発熱、血便など

⑨モニリホルム連鎖桿菌感染症

主な症状:噛まれた箇所の炎症、悪寒・発熱・頭痛・嘔吐・筋肉痛など

⑩鼠咬症スピリルム感染症

主な症状:頭痛、発熱、リンパ節腫大、黒色の発疹、関節炎など。場合によっては死亡する

ネズミ駆除業者に依頼するメリット4つと業者の選び方5つのポイント

ネズミを一刻も早く駆除して、ネズミのうるさい声や物音から開放されたい場合は、専門の駆除業者に依頼することが最も近道です。

2章で述べたとおり、ネズミを自分で駆除することは不可能ではありませんが、素人が完全にネズミを駆除することはとても手間がかかり、難易度が高く、そして感染症などの危険を伴います。

ネズミ駆除専門業者に依頼するメリットと、どのような業者に任せるのが安心か、業者の見極め方法についてこの章では説明します。

業者に依頼するメリット4つ

①自分ではなにもしなくてよい

「捕まえたネズミの処分」「死骸などの処理」を自分でできますか?

生きているネズミを溺死させるのは苦痛という人もいるでしょう。

業者に依頼すれば。それらも全て行ってくれます。自分の手間をかける必要はありません。

②早く、確実に効果が出る

ネズミ駆除の専門業者は、ネズミに対する知見、経験値や技術が素人とは違います。

薬剤の置き方や回数も、どうやったら最も効果が確実に出るか理解しているため、確実にネズミを駆除できます。

なお、たとえ業者に依頼しても、状況がとても悪化している場合は、完全駆除までに数か月以上かかる場合があります。

「うるさい」程度だからと放置せず、早めの対策が肝心です。

③伝染病などの二次的な被害も防げる

専門知識があるため、安全確実に消毒をしてくれます。

このため、恐ろしい病気に感染する心配がありません。

④コストパフォーマンスがよい

意外に思われるかもしれませんが、自分で道具や薬剤を買って対策をするより、コストパフォーマンスは良いことがほとんどです。

これは、素人の場合にはネズミの完全な駆除に膨大な手間がかかるのに効果が薄いことが理由です。

例えば、木造一軒家でネズミが出た場合の価格を簡単に比較してみます。

  • A:ネズミの存在に気づいて、すぐに業者に依頼した場合

ネズミの数がまだそれほど増えていないため1万5000円程度~で業者は対応してくれます。

最初の見積もり金額どおりに、駆除はほとんどの場合完了します。

(ネズミが増えすぎている場合は、最大で25万円ほどになります。状況により、また業者により価格は変わります)

  • B:ネズミの存在に気づいて、自分で対処した場合

<第1段階>:超音波発生器を購入=約3000円

<第2段階>:効き目がないため忌避剤も購入=10包入り約1000円×1箱~3箱=約1000円~3000円

<第3段階>:効き目がないため毒エサを購入=18包約3000円×2(1か月分)=約6000円

<第4段階>:いくつか死骸は見つかったが、まだ音はする。家財がかじられ、糞も見られ、悪臭もするようになった。

粘着シート10日分×3セット(1か月分)=約1000円×3=約3000円

死骸片づけと消毒用の次亜塩素酸ナトリウム等、消耗品費用=約3000円

<第5段階>:粘着シートに死骸が見られるが、やはり駆除しきれていない。ここにきてようやく業者への依頼を考え始める。

第4段階までの合計額=1万5000円~1万8000円

業者初期対応費用の1万5000円と同じか、高くなってしまっているのがお分かりと思います。

しかも、ネズミの死骸は自分で処置しなければならず、まだ駆除は終わっていません。

この状態から業者へ依頼した場合、ネズミ被害が拡大しているため、初期料金の1万5000円程度で請け負ってもらうのは無理だと予想されます。

早めに業者に依頼するのが効率的だということがお分かりいただけたでしょうか。

対応のよい駆除業者は、無料で現地調査して見積もりを出してくれるため、金額を依頼する前に確認できます。

相見積もりを取ることも可能です。

業者を選ぶポイント5つ

❶適正な価格設定か

まったく見積もりを出さない業者はやめましょう。

きちんと現地調査をして見積書(料金だけでなくかかる期間なども含めて)を出してくれる業者は信頼できます。

また相見積もりをとることで、どの業者がどのようなサービスを行うのか、それに対しての費用をどう見積もっているかがわかります。

中には法外な金額を請求する業者もいます。

適正価格かどうか、公式サイトやパンフレットに掲載されていて、見積もりを出してくれる業者を選びましょう。

❷依頼に対して迅速に対応してくれるか

ネズミだと思って怖くなり、電話したけれどいつ来てもらえるかわからないのでは不安でしょう。

24時間対応などの迅速対応サービスがあるところだと安心して頼めます。

❸ネズミ駆除の実績はあるか

多くの実績があるほど、さまざまな状況に柔軟に対応してくれる知見をもっているということです。

また家の構造体も異なるため、どのような家のどのような状況でどういう対処をすべきか、そして完全駆除までにどのくらいの時間がかかり、料金がいくらくらいかをすぐに出してくれるため、実績が多いほど安心できる業者と言えます。

❹調査は無料でしてくれるか

調査に来ただけで、契約しないと調査料金を請求する業者がいます。

調査も無料でしてくれるところは安心して頼めます。

❺無理な勧誘や商品の売りつけ等はないか

ネズミを寄り付かせないために、などとあれこれ売り文句で購入させようとする業者はやめましょう。

ネズミが住みつかない家にするために心がけるべき4つの項目

うるさいネズミを完全に駆除できたとしても、状況が変わらなければまた同じようにネズミが住みつきます。

ネズミが住みつかない家にするためには、どのようなことに気をつけ、何をすればよいのでしょうか。

ここではネズミの寄り付かない家にするための秘訣を見ていきます。

食べ物を放置しない

食べ物を出しっぱなしにしていませんか。夜、寝る前には必ず食べ物は冷蔵庫に入れましょう。

保存は金属の容器やふたのついた密閉できる容器にして、ネズミの被害から守りましょう。

残飯はビニール袋に入れて口を縛り、蓋がついたゴミ箱に入れます。

巣作りのための材料を撤去し、住みつかれる場所をつくらない

ネズミの巣作りの材料になるのは次のようなものです。

  • 枯葉や枯草、小枝など外から持ち込んだもの
  • ダンボールや新聞紙、ティッシュなどの紙類
  • ビニール袋
  • 服、タオル、布団などの布類
  • 布団の棉や断熱材(外側の布や壁を食い破って使う)

巣を作るということは子供を産んで繁殖するということです。

うるさいネズミを増やさないために、巣の材料になるものをあちこちに置かないように、収納を徹底しましょう。

侵入経路を塞ぐ

ネズミの進入路は、次のような箇所です。

穴を開け、通れるスペースをつくって道にします。

そのまま通路として使われている場合もあります。

  • 家の基礎と土台の隙間
  • 家の外壁のひび割れ部分
  • 配管と外壁の隙間
  • 換気扇や通風口
  • エアコンの室外機、排気ダクト、冷却水を出すためのホース

ラットサインなどから侵入経路を見つけたら、金属製のたわしを突っ込み、ネズミ忌避剤の入ったパテで穴を埋め、金属の網や鉄板で穴を塞いで固定します。

清潔にする

食べくずが部屋の中や廊下に落ちていないか確認し、いつでも清潔にしておきましょう。

いらないものを片づけて、ネズミの巣作りの材料にされないよう、収納に気を使いましょう。

まとめ

この記事ではうるさいネズミを黙らせるために何をすべきか、紹介しました。

自分で対策をとることは可能ですが、簡単そうに見えて、ネズミを駆除することは実は簡単ではありません。危険も伴います。

きちんとした良心的な業者を見極めれば、自分で手間と費用をかけて終わらないネズミ駆除を続けるより、ずっと早く確実に効果が出ます。

ネズミ駆除業者を頼ることで費用も逆に抑えられます。

この記事がネズミのたてる音や声で悩んでいる方のために役立ち、原因となるネズミが完全に駆除されて、うるささで起きるストレスが解消されるよう祈っています。

【ネズミ退治をプロにまかせるなら】高品質で安いネズミ駆除のプロ!ネズミメンテナンス

ネズミに関して以下のことにお悩みの方は、ぜひネズミメンテナンスにおまかせください!

  • どこに頼んでもネズミの被害が止まらない
  • できるだけ実績のある業者にお願いしたい
  • 夜になると天井からガタガタと物音がする
  • 他社の見積もりが高額で正しい見積もりなのか不安
  • できれば近所の地元の業者にお願いしたい
  • ネズミの駆除を依頼したいがどこに連絡すればいいかわからない

ネズミメンテナンスをおすすめする4つのポイント

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ご家庭から飲食店、工場や野菜畑など様々な案件に対応してきましたので提案力には自信があります!

他社で断られた案件や駆除しきれなかった案件もぜひご相談ください。

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多くのネズミ駆除業者は集客業者やリスティングサービスを利用することで1件あたり数万円の広告費をかけています。

ネズミメンテナンスはこれまでのお客様とこのサイトのみで集客しているため、この集客コスト分をお客様に還元させていただいております。

④万全のアフターサービス!

駆除完了後は基本的に1年間の保証をおつけしております。万が一再発した場合でもすぐに対応させていただきます。

料金目安

木造ご住宅のネズミ駆除 10万円~
集合住宅のネズミ駆除
(専有部分のみ)
8万円~
飲食店のネズミ駆除(定期) 3万円/月
ネズミの死骸の処理などスポット対応 8,000円~
ネズミの侵入口の閉塞 3000円/1箇所
点検口の作成 2万円~

※上記は目安の料金です。詳細な見積書は現地調査の上でご提示させていただきます。

対応エリア
北海道、宮城県、茨城県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、大阪府、兵庫県、広島県、福岡県

※一部地域では繁忙状況により対応できないことがございます。詳しくは、下記コールセンターまでお問い合わせください。

  • コールセンター:044-328-9196
  • 受付時間:9:00~19:00(土日・祝日は除く)

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