「ネズミのトラップにはどんなものがあるのだろう?トラップを自分で作るっていうのは無理なのかな」
我が家に出没する憎いネズミに悩むあなたは、そんなことを思っているのではないでしょうか。
いいえ、無理ではありませんよ。
ネズミトラップは作り方さえ分かれば、家にあるもので誰でも簡単に作ることができます!
被害状況やお望みに応じて、生け捕りにしたり、大量に殺鼠できるものも作れます。
といっても、適当に組み立てればいいわけではなく、注意点を抑えて正しい作り方をしなければ期待するような効果は得られません。
そこで本記事では、家にあるもので自作できるネズミトラップの作り方を2種類ご紹介します。
分かりやすい動画も合わせて紹介しますので、それに従って作ればどなたでも失敗なくネズミトラップを自作できます。
また、「作るのは面倒だから効果的なネズミトラップを購入したい!」という方のために、ネズミ対策グッズとして販売されているトラップを以下の4タイプに分けて解説、タイプ別におすすめ商品をご紹介します。
- 捕獲カゴタイプ
- 踏み板タイプ
- 粘着式タイプ
- 電気タイプ
さらに、忘れてはならない捕獲後のネズミの処理方法についても、生け捕りと死骸の2つに分けて説明します。
最後まで読んでいただければ、今日からすぐにネズミトラップを仕掛けることができます。
この記事を、ぜひあなたの家のネズミ対策に役立てて頂けたらと思います。
【自作編】家にあるもので簡単に作れる!ネズミトラップ2種

ご家庭にあるもので簡単に自作できる、ネズミトラップの作り方をご紹介します。
作る前にひとつだけ注意しなければいけないことがあります。
トラップを素手で触らないよう手袋を着用すること!
素手でトラップに触れると人間の匂いが付着するので、ネズミに警戒されてしまい、充分な効果が得られなくなります。
ネズミは警戒心が強く、人間の3倍もの嗅覚を持っているといわれています。
多少作業がしにくくなりますが、トラップを作るときは軍手や使い捨てのビニール手袋等を必ず着用してください。
それでは具体的な作り方を解説していきますので、しっかり読んで把握していってくださいね。
ペットボトルで生け捕りできる!ネズミトラップ
ネズミの生け捕りに適したペットボトルで作るトラップです。
上記の動画を見ていただければ分かるように、透明のペットボトルを使用すれば、ネズミが罠に掛かる姿も見届けられます。
仕掛けとしては、ネズミがペットボトルの底に仕掛けられたエサを食べようと中に入った所でペットボトルの上部が閉まり、閉じ込められて出られなくなるという仕組みです。
具体的な材料や作り方を説明していきましょう。
材料
- ペットボトル 1本(四角い形状のもの)
- 割り箸 2本
- 輪ゴム 数本
- たこ糸
- クリップ
- エサ(チーズ、ビーフジャーキーなど)
必要な道具
- ペンチ
- カッターナイフ
- ドライバー(穴開け用)
作り方
上記の動画で作り方が順を追って説明されているので見ながら作ると分かりやすいです。
①角型のペットボトルの上部の三面をカッターで切り、一面だけ切らずに残しておく。
②ドライバーで切り込みを入れたペットボトル上部に穴を2つ空けて、そこに割り箸を差し込む。
③割り箸に輪ゴムを引っかけて、輪ゴムの伸びる長さを測っておく。
④輪ゴムの伸びる範囲内にドライバーで2つの穴を空け、2本目の割り箸を貫通させる。
(穴の位置はペットボトルの中心より下方が良い)
⑤ドライバーでペットボトルの底に穴を空ける。
⑥ペットボトルの口の部分にたこ糸をくくりつける。
⑦くくりつけたたこ糸と反対側のたこ糸の先を輪っかにする。
⑧上部と中心より下方に貫通させた割り箸に輪ゴムを引っかける。
⑨クリップを針金状い伸ばして(丸い部分は残す)棒状にしたものにエサをつけ、たこ糸の輪っかをクリップの丸い部分にくくりるようにする。
できたら、それを穴の底に引っかけて仕掛ける。
⑩エサ部分を引っ張ってみて開いているペットボトルが上手く閉まるか確認し、しっかり作動すれば完成。
ネズミが出没している場所や、通り道にされていそうな場所の壁際につけるように設置します。
バケツで一網打尽に溺死させる!ネズミトラップ
大量のネズミを一網打尽に溺死させることのできるバケツを利用して作るトラップです。
上記の動画では一晩に11匹ものネズミが溺死していた様子が確認出来ます。
このトラップは、バケツに水を張らなければ生け捕りも可能です。
仕掛けとしては、棒状のものに塗られたピーナッツバターを食べようとネズミがバケツの淵まで登ってきて、回転する棒に乗ったところで水を張ったバケツの中に滑り落ちるという仕組みです。
作り方はとてもシンプルです。
材料
- バケツ(ある程度深さのあるもの)
- 回転する棒
- 板(バケツの淵にネズミが登れる橋になるものなら何でも)
- ピーナッツバター
- 水(生け捕りしたい場合は入れない)
必要な道具
- ドライバーやキリ(バケツの穴開け用)
作り方
①バケツの両淵に穴を空け、回転する棒を横断するように仕掛ける。
②バケツに20㎝ほど水を張る
③回転する棒にピーナッツバターをたっぷり塗る。
③バケツにネズミが登れるように板などで橋渡しをして、ネズミが出没している場所や、通り道にされていそうな場所の壁際につけるように設置する。
これだけです。
バケツに水を張っておけば落ちたネズミは次々に溺死しますが、水を入れないでおけば大量のネズミが生け捕りにできます。
回転する棒を用意するのが難しいという場合は、ピーナッツバターを塗ったペットボトルに棒を通したものをバケツにつけて、同じようなトラップを作ることが出来ます。
下記の動画でバケツとペットボトルのトラップが紹介されているので参考にしてください。
自作できるネズミトラップをご紹介しましたが、作るのは面倒だと思われる方もいらっしゃるでしょう。
次章では、グッズとして販売されているネズミトラップについて解説、タイプ別に商品をご紹介します。
【購入編】タイプ別ネズミトラップおすすめ6選

ネズミトラップを自分で作るのはちょっと…という方のために、グッズとして販売されている商品には、どのようなものがあるのかを解説します。
ネズミトラップグッズは主に4タイプに分けられます。
- 捕獲カゴタイプ
- 踏み板タイプ
- 粘着式タイプ
- 電気タイプ
それぞれの特徴や注意点と、おすすめの商品をご紹介していきます。
どの商品も評価が高く実績のあるものですので、あなたの家のネズミ対策に合うグッズはどれか、検討しながらみていってくださいね。
ネズミトラップ|捕獲カゴタイプ

カゴの中にエサを置いて、ネズミをおびき寄せて捕まえるトラップです。
- 踏み板に加重することで罠が作動する仕組みになっています。
- 取扱説明書が必要ないほど簡単。置くだけです。
- 毒物などを使用せずにネズミを捕獲できます。
- 耐久性があり繰り返し使えるので経済的です。
- 踏み板の上の天板からサラミなどのエサをぶら下げておくことで更に捕獲しやすくなります。
- 耐久性があり、何度も繰り返し使うことができます。
- 捕獲したネズミは生きていることもあるので、取り出すとき指を噛まれないように注意が必要です。
捕獲カゴ|おすすめ商品
ねずみ捕獲カゴ 角型 大
出典:Amazon
- ワイヤーの幅が狭いので小さいネズミも逃しません。
- 本体サイズが大きいので大きなネズミも捕獲できます。
- 毒物を使用しないので、お子様がいるご家庭では安心して使用できます。
販売元 | SKYCABIN |
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価格 | 1.177円 (Amazonプライム価格) |
サイズ | 約28cm×14cm×11cm |
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ラットハウス(かご式ネズミ捕り)ねずみとり器
出典:楽天市場
- 2つの入り口でネズミを誘引します。
- 黒塗装により、光の反射を防ぎ、ネズミを警戒させません。
販売元 | ケンチクボーイ |
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価格 | 1.045円(税込) |
サイズ | 約W195×H130×D253mm |
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ネズミトラップ|踏み板タイプ

ネズミが通るとバネが作動して、ネズミの身体を挟む仕組みになったトラップです。
ネズミトラップと聞いて真っ先にイメージするオーソドックスなタイプかもしれないですね。
- ネズミが仕掛けに触れるとバネで捕らえる仕組みになっています。
- 板とバネという昔ながらのシンプルな構造ですが、セットのスプリングが強力なものを選ぶことで確実にネズミを捕獲します。
- 獲ったネズミを処理する際は血が飛び散る場合があります。
- バネに自分の指を挟まないように注意が必要です。
踏み板タイプ|おすすめ商品
板ネズミ取り
出典:Amazon
- 雨どいなどの建築金具を作っているヤマトキならではの、技術力の高い職人による信頼性ある作りです。
壊れにくく、スプリングも強力なのでネズミが捕獲しやすいです。
販売元 | (株)ヤマトキ製作所 |
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価格 | 1.009円 (Amazonプライム価格) |
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ネズミトラップ|粘着式タイプ
強力な粘着剤のついたシートでネズミを捕まえるトラップです。
折りたたみ式や、本のように開ける形、箱型などがあります。
- ネズミを寄せつけるエサや匂いを付けた粘着シートを、ネズミの出る場所に置くだけです。
- 置くだけなので簡単
- 使用上のケガなどの心配は他に比べて少ないです。
- 粘着力が強いので、使用の際は指などをくっつけてしまわないように注意しましょう。
粘着式タイプ|おすすめ商品
粘着ねずみとりシート 防水ブック型 10枚入
出典:Amazon
- 業務用なので類似品に比べて粘着力が強く、ネズミが捕まりやすいです。
- 防水仕様なのでお風呂場やキッチンにも気兼ねなく設置出来ます。
- 10枚入りなので一度にたくさん仕掛けられます。
販売元 | 高儀(Takagi) |
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価格 | 930円(税込) |
サイズ | 215mm×335mm |
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強力ねずみ捕り(6枚入り)
出典:Amazon
- 毒性のある薬剤を使用していないのでお子さんが触れてしまった時の心配がありません。
- 凹凸を使って捕獲力をアップし、幅広い範囲で強力な粘着力を発揮します。
販売元 | シンセイ |
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価格 | 712円 (Amazonプライム価格) |
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ネズミトラップ|電気タイプ

おびき寄せたネズミを電圧で殺鼠するトラップです。
- 内部にエサを置いて電源を入れて待機。ネズミが侵入すると高電圧が放電され殺鼠される仕組みです。
- 人の手を借りず鼠を安楽死させます。
- 耐久性があり繰り返し使えるので経済的です。
- 器具内はとても高い電圧を出すので、絶対に手をいれないこと。子供の手の届く所に置くのは危険です。
電気タイプ|おすすめ商品
マウスショック
出典:楽天市場
- 粘着タイプやカゴタイプでは人がネズミにとどめの殺鼠をしなければ行けませんが、マウスショックでは人の手を経ずしてネズミが安楽死します。
- 毒餌などではネズミがどこで死ぬかわからないので衛生上の問題が発生しますが、マウスショックではBOX内で殺鼠でき、ワンタッチ廃棄できるので衛生的です。
販売元 | テクノ株式会社 |
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価格 | 18,700円(税込) ※ネズミ誘引剤1g×10袋付き。 電池は付属していません |
サイズ | 縦114×横105×奥行251mm |
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トラップに掛かったネズミの処理方法

最後に、トラップで捕獲したネズミの処理方法について解説します。
トラップを作ったり、グッズを購入して罠を仕掛ける前に考えておかねばならないのが、トラップで捕獲したネズミをどう処理するのか、ということです。
自作のペットボトルトラップ、グッズの粘着式タイプや捕獲カゴで捕らえたネズミは生きている可能性が高いです。
自作のバケツトラップ、グッズの踏み板式や電気式では既に死骸になっていると考えられます。
どちらの場合でも、処理の前に留意して欲しいのは以下の2点です。
- 手袋をする
- マスクを付ける
ネズミの身体にはダニやノミの他多くの病原菌が棲みついていますし、病原菌が含まれた糞尿を周囲に撒き散らしていることもあります。
ですから、絶対に素手で触れないようにしてください。
そこをしっかり覚えて頂いた上で、処理方法を2つに分けて説明します。
- 生け捕りの処理方法
- 死骸の処理方法
ネズミを捕らえたはいいけれど、どう処分したらいいか分からず困り果てるというような事がないよう、トラップを仕掛ける前に知識を持っておきましょう。
生け捕りの処理方法
生け捕りしたネズミを処分する方法として一般的で簡単なのは、水につけて溺死させる方法です。
バケツなどに水を入れ、ネズミを沈めて溺死させます。
水没させたネズミは新聞紙でしっかり包み、ビニール袋に入れて生ゴミとして処分してください。
ネズミを水没させることにどうしても抵抗がある場合は、専門の業者か地域の区役所や保健所などへの相談をおすすめします。
死骸の処理方法
捕獲して死骸になったネズミは、まわりのエサなどのゴミや粘着シートなどと一緒に新聞紙にしっかり包んで密閉し、一般ゴミの「燃えるゴミ」として廃棄します。
※自治体によってはゴミの区分が違う場合もありますので、前もって市町村の担当部署に確認しておきましょう。
死骸の処理に抵抗や不安がある場合は、地域の区役所や保健所などへの相談をおすすめします。
死骸のあった場所は必ず消毒してください。
ネズミの死骸は前述したように不衛生なので、放置しておくとウジやハエなど害虫がたかって病気の原因ともなりかねません。
手袋とマスクを装着し、消毒液(エタノールやアルコール、なければ除菌スプレーで代用)を布巾につけて床をしっかり拭いてください。
吹いたあとは消臭スプレーを使い、最後に換気をして十分に乾燥させるようにしましょう。
まとめ
ネズミトラップは、ご家庭にあるペットボトルやバケツを使って簡単に作ることができます。
注意すべき点は、人間の匂いが付かないように手袋を着用して製作することです。
グッズとして販売されているネズミトラップには4つのタイプがあります。
- 捕獲カゴタイプ
- 踏み板タイプ
- 粘着式タイプ
- 電気タイプ
タイプ別の特徴や注意点を確認した上で、気に入ったものを選んで頂けたらと思います。
忘れてはならないこととして、ネズミトラップは、仕掛ける前に捕らえたネズミの処理方法を把握し、準備しておくことが肝心です。
処理の際は、手袋とマスクを着用し、決してネズミに素手で触れないようにしてください。
この記事があなたの家のネズミ対策に、今日からすぐ役立つことを祈っています。
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